若いママ達は甘えているのか?

去る10月19日のこと。
新婦人の会というNGOの方、市議会議員の方、子育て経験者の主婦の方々、孫を持つおばあちゃん達&子育て真っ最中ということで私・・・という顔ぶれのメンバーで、山鹿市長と面談の機会を設けていただきました。
その趣旨は「乳幼児医療費の窓口無料化の要望書」の提出と、意見交換です。
市議会では、3000人以上の署名も採択され、あとは市長の判断を待つ状態なのです。この訴えかけを始めてから、もう2~3年経ってしまいました。
署名を集めて、市議会議員さんに市議会へ提出していただいたのも、2度目です。(1度目、私が代表で署名を集めた時は今回よりも少なかったけど、今回は新婦人の会の方たちも全面協力していただき、たくさん集まりました!)
・・・この場を借りて、署名してくださった方々ありがとうございました☆☆
山鹿市では、就学前までの子どもの医療費は、病院の領収書を添付し市役所で申請すれば、保険適用分の支払額を全額助成してもらえる制度になっています。
ただし、親の口座に振り込みがあるのは2~3ヵ月後。
私たち子育て中の母親や、子育て経験済みの母親側は、
・子どもが病気をしたその時、必要な病院代がなくて困っている親子がいる
・子どもはいつ、何時病気になるか予測がつかない
・窓口払いをしなくて済めば、子どもを病院へ連れて行きやすくなり、病気の早期治療、ひいては医療費の削減にもつながる
・せっかく助成していただけるのであれば、2~3ヵ月後に振り込まれるのではなく、市役所・病院側の事務量も減る「窓口無料化」にしてほしい
などの主張があって、面談の場を設けてもらったわけです。
現に、子どもが鼻水をたらしているのに、給料前で手持ちが少ないので、大丈夫だろうと病院に連れていかずに悪化させてしまった・・・という話を聞いたことが何度もあります。
また、医療費助成の申請は、平日の5時までしか受け付けてもらえませんから、その時間帯に市役所に申請書を出す場合は、仕事を休んで来なさい・・・ということでしょうか。
助成の申請も、病院へ連れて行くのも、仕事を休まねばならないのも(うちの場合は)ほぼ女性です。普通は仕事を1日休むだけでも大変ですよね。
私は今は、割と時間に融通が効くので、申請に行く時間も取れますが、フルタイムで市外で仕事をしていた時は本当ーーに大変でした!そんなにしょっちゅう休めるものじゃない!
市長の見解は下記のようなものでした。
1 助成してもらえるだけいいじゃないか・・・
2 自助・共助・公助 の順番で物事を考えなさい・・
まずは自分たちの努力で病院代くらいためておかなければならない・・・
周りのおばあちゃんが病院代を出しかえてあげたり、手持ちがなければ病院側だって、頼めば支払いを待っていてくれるから今の制度で問題ない・・・
3 「窓口にて無料化」を実施したほかの市町村では乳幼児医療費の市町村負担が1.3~1.5倍に増えたから、財政的に言うと実施しないほうがよい・・・
面談は30分しか時間がないと言われていたので、市長の見解に対して意見する時間はほとんど残っていませんでした。
(時間のほとんどを相手の話を聞くことに費やし、終了間際に自分の考えを述べ、相手の反論する時間をなくす!?という論法だったのかな?考えすぎかしら?)
その場のほとんど全員が、
「市長がそんなお考えとは、今日は本当にがっかりしました」と、ついもらしたほどでした。
私の考えは・・・
1 どうせ助成してくれるのなら、なぜ、申請の手間をわざわざかけさせなければならないのか?
お金をためていても、子どもが発作を起こして病院を転院させられたり、検査をしたりしたらあっという間に10万円を越したりする。そんなこんなで、どうしても足りないことだってある。不意の病気だからこそ、その時点で助成してもらいたいのに。
だって、小さいうちは本当に病気しますもん。冬なんか、風邪を引いてぶり返して毎週病院に行ったり、うちの妹なんか5人兄弟ですよ。それぞれが、それぞれのタイミングで病気するから、備えていても足りないことはいくらでもあります。
しかも「子育ての街やまが」をスローガンに掲げているのなら、子育て支援ひいては母親に対する子育て関連の支援を手厚くしてもいいのではないか?
2 一生懸命働いていても、家計を切り盛りするのに四苦八苦している若い夫婦をたくさん知っています。働きもせずに、何の努力もせずに医療費を面倒見てくれといっているわけではない。
お金がないから、自分たちの親(ばぁば、じぃじ)にお金を出してもらえということ?
私たちの親世代だって、働ける人はまだましで、仕事が見つからず困っている人がたくさんいます。生活に余裕があるおじいちゃん・おばあちゃん達ばかりではない!自分の生活に手一杯で、孫の医療費をジャンジャン出してあげられる人ばかりではありません。
お金がなければ病院で頭を下げて支払いを待ってもらいなさいということ?・・・でもどうせ助成してもらえるなら、そんな惨めな思いをわざわざ子育てにがんばっている親にさせなくてもいいのでは?
3 医療費が増えたということは、潜在的に病気だった子供たちが、安心して病院に連れて行ってもらえて、病気がよくなった!ということじゃないの?
逆に言えば、窓口無料化をしていない現在、増加しなかった場合の医療費分の子どもたちは、病気でも病院へ行けていないということでは?
市議会では、3000人以上の署名も採択されたのですが、その「署名」の価値に関しても、市長は・・・
「誰だって、タダと聞けば、そりゃぁ賛成するに決まっている。しかも、議員さんや知り合いが署名してくれと言えば、断る人はいない。本当に困っている人たちの署名とはいえない」
というような趣旨のことをおっしゃいました。
いいえ・・・少なくとも私の周りの子育て中の母親達は、
「本当ーーっっっにそう(窓口無料化)なってくれると助かる。安心して、早めに病院に連れて行ってあげられる。どうして山鹿市はそうしないのかな」
と、口々に言っていますし、すすんで署名もしてくれました。
市長のお言葉は全体的に、
「私は全体的な視野でもって、ものを見ている。子育てしていて、子どもの医療費くらい払えなくてどうする。まずは、自分の周りから援助してもらって、公に甘えるのは、最後の最後の手段にとどめなければならない。」
ということがメインだったようです。
おっしゃることは分かりますが、子育て真っ最中の母親の気持ち・状況・大変さを、全く汲んでいただけていないようです。
甘えているわけじゃないのになぁ・・・どうせ後から助成してもらえるのなら、病院窓口の時点で手出ししないで済むようにしてくれれば、本当に皆助かるのになぁ。
ちなみに、熊本県下の市町村での「乳幼児医療費の窓口無料化」の実施率は50%を超えています。
市町村合併もし、人口6万人の市になり、新市長のもと「子育ての街」をスローガンに掲げていらっしゃるのであれば、ぜひ、英断していただきたいと切に願ってやみません。
この願いは、甘え・贅沢でしょうか?少子化と言われている今日、これくらいの援助をしてもバチは当たらないのでは???
つい、熱がこもって長々と書いてしまいました。
最後までお読みいただいた方、ありがとうございますっ^^いつも感謝☆


この件でたくさんコメントをいただけて、すっきりしました!(反論もあるでしょうが・・・)
ところで、面談終了の間際に、ある参加者さんが
「この間の議会で質問に上がっていた市の財政予算に関して、市長ご自身はこれが”健全な財政”と本当に自負されているのですか?」
と問いかけられたのです。
私は議会を傍聴していないので、具体的な数字は分かりかねますが、医療費・福祉関連の予算の減少率よりも、「同和地区開放」関連費用の予算の減少率がとても少なかったと。
つまり、福祉関連の予算はカットして、同和地区開放関連の予算に関しては優遇的になっている。これは健全な財政ではない!と議会で質問があったそうなのです。
この問いかけに対して、市長は何もお答えにはなりませんでした。
「健全な、立派な予算案だ!!」と思ってるなら、「健全だ」と即答できるはずですよね。
市長と、各団体との利権がらみのお話は小さい町なので耳にすることもありますが、予算案にまで(議会で質問が出る程度に!)顕著に現れるなんて。
市の予算案等、今までじっくり見たことも、市議会を傍聴したこともありませんでしたが、一市民としてもっと関心を持たねばと思ったのでした。

不憫です。

今日ホームセンターの駐車場で、小さな女の子とその子の20代前半くらいのお母さんを見かけました。
ママはデコレーションされてキラキラの携帯電話を片手にメールか何かしてる様子。
女の子は一度後部座席に乗り込み、また外へ出て、今度は前の助手席に乗りなおしました。その時、若いママの怒声が・・・(すぐ隣にクルマを停めていたので丸聞こえ)
とても大きな声だったので、半径3メートルくらいには聞こえる声です。
「ぬしゃ、なんしよっとや!馬鹿じゃにゃーとやっ!さっさとのらんやっ!この馬鹿が~~っ・・・」
延々と怒鳴り声が続きます。悲しくなりました。パパが言ってるんじゃありません。ママです。
私だって、怒りの頂点に達したときはこうなる時もないとは言えませんが、周囲に聞こえても構わず、こう子どもに接する所を見ると、常日頃からこんな感じなのかなぁ・・・と。
最近、よく、本当ーーにたびたび見かけるんです。こういう光景。
もうちょっと温かい叱り方がないものかと。こうやって育った子達が、将来親になったときに、自分の子にも同じような接し方をしやしないか・・・と日本の将来が心配になると同時に、自分はそうでないか、自戒を込めて考えさせられます。

口を開けて待っている?

コシロウは、最近「どうして女の人は○○○・・・?」という質問をよくします。
どうして女の人からしか赤ちゃんが生まれないの?とか、いろいろ。
昨日は、面白い質問をしてくれました。
「ねぇ、どうして女の人は赤ちゃんがおなかに入っとる時に、ご飯食べたら、赤ちゃんの頭に食べ物がバーッとかかってきたなくなるタイ。どうして?」
私が、おなかの中でちゃんと部屋が分かれてるから大丈夫・・・と言おうとしたら、主人が・・・
「赤ちゃんが、おなかの中でおくちば開けて待っとらすとたい」
コシロウはこれで納得したので、まぁいいか!

刺身って。

有働家は、常日頃非常に質素な食卓です。父は、「今日も精進料理か・・・」が口ぐせです。
酒飲みもいないし、刺身って、ほとんど買ったことがありません。
一年に数回買うことがあっても、切ってある刺身。
・・・で、今日久しぶりにスーパーに行ったら、鯛とマグロがそれぞれ1パック200円だったので、買いました。
買ったはいいけれど、ブロックで。
・・・洗うべきか、洗わずに切るべきか。
迷った末、長崎出身の友達に数ヶ月ぶりに電話しました。
「あらっちゃだめよ。・・・何ね?用はそれだけ?」・・・「はい」
勉強になりました。どこからか、調理師免許を返上しろ!と聞こえてきそうです。^^

建設業許可・・メルマガを始めました。

昨年の8月に法人立ち上げに参加して以来、「1人1つはメルマガを出すこと!」という代表のお達しにもかかわらず、ずっと手付かずだったメルマガを、ようやく出すことになりました。
・・・というか、出しています。
あれって、書き始めると長くなってしまいますね。あれも言いたい。これも言いたいで。
しかし、メールマガジンというからには、通常のメールくらいの長さにとどめたいものです。ぎゅっと濃縮して。
しかも!ただの手引書に書いてあるようなことだけでは、つまらないし、読んでいただく意味がなかろうしなぁ・・・
ということで、まだまだベテランとはいえないわたくしですが、手引きに載ってない部分、自分が疑問に思ったりつまづいた部分で解決した内容などを、どんどん書いていこうと思っております。
建設業許可申請をお考えの方も、そのようなお客様に関わる機会の多い行政書士さんも、右→→から登録できますので、よろしくお願いいたします。ペコ。