会社法から始まる業務

会社法が始まって、やはり会社関係の相談が多くあります。
昨日は、議事録作成、定款変更などの依頼がありました。
それに加え、建設業の許可のための
財務諸表の作成もお受けしました。
通常、税理士さんが作成される決算の計算書は、
税込・・・で作ってあるのですが、
建設業の許可や、経審に関しては、それを
再度、「税抜き」で作り直す必要が出てきます。
行政書士の仕事って、経理や簿記を全く知らない・・・
では、できない仕事だな・・・と、痛感しました。
私は、簿記2級ですが、こんなところで役立つとは!
税理士さんや、経理のエキスパートの方からすれば、
簿記2級程度で・・・とおっしゃる方もいますが、
全く知識がないよりも、いいのでは?と思います。
会社の経理記帳を代行します!と言っているからには、
簿記・会計・税務に関しても、
まだまだ勉強していかねばなりません。

リサイクル回収のトラックご存知ですか?

最近、リサイクルサービス(不用品を引き取ります・・というトラックでの巡回業務)多いと思いませんか?
リサイクル法がスタートしたのは、もう前のことですが、
冷蔵庫・テレビ・パソコンなどを捨てるにはお金を払わなければなりません。
そういった、不要品を回収する業者さんが多いです。
毎週回ってこられます。
そのトラックを見ると分かるのですが、
トラックに『産業廃棄物収集運搬車両』という表示と『許可番号』が書かれています。
ちゃんと許可を取っていないと、本来はできないのです。
行政書士としては、個人でそういう業務をしてらっしゃる方で、
許可を取っておられない場合は、
『許可取られませんか??』・・と、
不用品を出しつつ、しっかり!?営業しています。
ちなみに、あの回収って、きちんと利益が出るものなの?
・・と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
聞いてみたところ、回収したものは、
修理をせずに、韓国や北朝鮮などに輸出することが多いそうです。
国内で修理するよりも、
あちらで修理して、再販する方が、人件費などが安いんでしょうね!

法定研修がありました

7/1と7/2の土日で、みっちり行政書士の法定研修がありました。
【契約】【建設業許可】【経審】です。
大学の講義以来、久々に、じ~~っと講義を聴く・・・
10年前が思い出され、同期の行政書士さんと「なつかしいね~~っ」と思い出話に花が咲きました。
契約も建設業も奥が深い!
どちらも、お客さんの運命!?を左右する重要な業務です。
契約書は、長年に渡って、紛争(争いごと)がおきないようにするために重要で、もちろん作成する側の私達行政書士にも、かなりの責任がかかってきますので、生半可な知識では作成できません。
建設業許可なども、業者さんは、
「許可がないと、大きな仕事の契約ができない」・・・
(大きな仕事を無許可でうけると、建設業法違反になります)
ので、許可が下りなければ、損害が出てしまいます。
・・・やはり、行政書士をやっていくうえで、
あれもこれも業務にしていく・・・
のは、ちょっと無理があるな~と思います。
1~2つの業務でも、それを勉強して『極める』
ことが、必要だと痛感しました。