会社法が始まって、やはり会社関係の相談が多くあります。
昨日は、議事録作成、定款変更などの依頼がありました。
それに加え、建設業の許可のための
財務諸表の作成もお受けしました。
通常、税理士さんが作成される決算の計算書は、
税込・・・で作ってあるのですが、
建設業の許可や、経審に関しては、それを
再度、「税抜き」で作り直す必要が出てきます。
行政書士の仕事って、経理や簿記を全く知らない・・・
では、できない仕事だな・・・と、痛感しました。
私は、簿記2級ですが、こんなところで役立つとは!
税理士さんや、経理のエキスパートの方からすれば、
簿記2級程度で・・・とおっしゃる方もいますが、
全く知識がないよりも、いいのでは?と思います。
会社の経理記帳を代行します!と言っているからには、
簿記・会計・税務に関しても、
まだまだ勉強していかねばなりません。
月別アーカイブ: 2006年7月
リサイクル回収のトラックご存知ですか?
最近、リサイクルサービス(不用品を引き取ります・・というトラックでの巡回業務)多いと思いませんか?
リサイクル法がスタートしたのは、もう前のことですが、
冷蔵庫・テレビ・パソコンなどを捨てるにはお金を払わなければなりません。
そういった、不要品を回収する業者さんが多いです。
毎週回ってこられます。
そのトラックを見ると分かるのですが、
トラックに『産業廃棄物収集運搬車両』という表示と『許可番号』が書かれています。
ちゃんと許可を取っていないと、本来はできないのです。
行政書士としては、個人でそういう業務をしてらっしゃる方で、
許可を取っておられない場合は、
『許可取られませんか??』・・と、
不用品を出しつつ、しっかり!?営業しています。
ちなみに、あの回収って、きちんと利益が出るものなの?
・・と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
聞いてみたところ、回収したものは、
修理をせずに、韓国や北朝鮮などに輸出することが多いそうです。
国内で修理するよりも、
あちらで修理して、再販する方が、人件費などが安いんでしょうね!
法定研修がありました
7/1と7/2の土日で、みっちり行政書士の法定研修がありました。
【契約】【建設業許可】【経審】です。
大学の講義以来、久々に、じ~~っと講義を聴く・・・
10年前が思い出され、同期の行政書士さんと「なつかしいね~~っ」と思い出話に花が咲きました。
契約も建設業も奥が深い!
どちらも、お客さんの運命!?を左右する重要な業務です。
契約書は、長年に渡って、紛争(争いごと)がおきないようにするために重要で、もちろん作成する側の私達行政書士にも、かなりの責任がかかってきますので、生半可な知識では作成できません。
建設業許可なども、業者さんは、
「許可がないと、大きな仕事の契約ができない」・・・
(大きな仕事を無許可でうけると、建設業法違反になります)
ので、許可が下りなければ、損害が出てしまいます。
・・・やはり、行政書士をやっていくうえで、
あれもこれも業務にしていく・・・
のは、ちょっと無理があるな~と思います。
1~2つの業務でも、それを勉強して『極める』
ことが、必要だと痛感しました。