行政書士開業に必要な費用・1

まずは、行政書士会へ支払う『登録費用』が必要です。
私は、行政書士試験に合格したのは、かれこれ6年くらい前なのですが、その当時さっそく登録して行政書士になろう!
・・・と意気揚々で県の書士会に電話して、料金を聞いたところ・・・
「20数万円かかります」と言われ、ひるんでしまいました。
その当時の私にはそれだけの貯金もあてもなくって、結局登録しませんでした。
私の場合、開業にかかった費用のうち、この登録費用がもっとも大きな出費でした。
そして、これに加え、毎月の『会費』が必要です。
どんなに仕事がなくっても[:冷や汗:]・・・
熊本県の場合、毎月6,500円です。
それとは別に、支部ごとの『支部会費』も払わねばなりません。

スポニチに掲載されます!

事務所開設から、始めて、営業の電話がありました。
その電話は、スポニチの広告代理店さん。
広告・宣伝活動には力を入れようと思っていたので、
ほぼ二つ返事で広告掲載を申し込みました。
本当は、広告の内容・キャッチコピーや、お客さんのターゲット層を絞り込む作業、ホームページの改良などをしてからにした方がよいのでしょうが、
とにかく、トライアンドエラーでやってみることに・・・
7日掲載ですが、1件くらいは、反響があるでしょうか??
ドキドキします。(広告費のこと・反響の有無・・・)
・・・ちなみに、掲載されるのは西日本のみです!

法定研修がありました

7/1と7/2の土日で、みっちり行政書士の法定研修がありました。
【契約】【建設業許可】【経審】です。
大学の講義以来、久々に、じ~~っと講義を聴く・・・
10年前が思い出され、同期の行政書士さんと「なつかしいね~~っ」と思い出話に花が咲きました。
契約も建設業も奥が深い!
どちらも、お客さんの運命!?を左右する重要な業務です。
契約書は、長年に渡って、紛争(争いごと)がおきないようにするために重要で、もちろん作成する側の私達行政書士にも、かなりの責任がかかってきますので、生半可な知識では作成できません。
建設業許可なども、業者さんは、
「許可がないと、大きな仕事の契約ができない」・・・
(大きな仕事を無許可でうけると、建設業法違反になります)
ので、許可が下りなければ、損害が出てしまいます。
・・・やはり、行政書士をやっていくうえで、
あれもこれも業務にしていく・・・
のは、ちょっと無理があるな~と思います。
1~2つの業務でも、それを勉強して『極める』
ことが、必要だと痛感しました。

開業決心から開業までの道のり

2月末・・・
■行政書士の登録に、今年度4月から【登録免許税3万円】が新たに課税されると言う情報を、偶然インターネットで見かける。
■次の日、熊本県の行政書士会へ電話して、入会の詳細を聞く。
■現在すんでいる借家の貸主に、『事務所として一部屋使用させてほしい』ことを伝え、数日後に許可をいただく。
3月はじめ・・・
■県の書士会に、急ぎだと言うことを伝え、すぐに、必要書類を送ってもらい、3/1には書類が届く。非常に大急ぎで書類を書き上げる。
■3/2に、書士会へ書類を持参する。
■3/3、支部長による、事務所事前調査と面談を受ける。
■3/20 書士会より、日本行政書士連合会から、登録の申請が下りました・・・との報告TELがある。
(この電話から、いきなり『うどう先生』なんて呼ばれてびっくり[:びっくり:]!先生なんて呼ばれるのは、『保育所に勤めていたとき』と『パソコン教室に勤めていたとき』以来です・・・)
4月はじめ・・・
■4/5 無事、登録式を迎える!
しかし、この登録式は、書類を手渡され、ちょっとした注意事項を聞いて小一時間で終了・・・
あっけなく、行政書士として、1人で大海原へ漕ぎ出すことになったのです・・・