料金体系の見直し

開業当初から早いもので13年ほどが経ちまして・・・

この行政書士開業ブログも日付を見ると5年も更新しておりませんでした。もはや、どなたもご覧になっていないかと思いつつ、久々の更新です。

さて、来月あたりから入札参加申請始まりますね。

今年は入札参加申請の山年です。当事務所ではコンサル等の入札参加申請、事務組合等への提出もやっておりますので、谷年でも結構な業務量があるのですが、今年、2年に一度の山年の業務量は半端ねぇって。

開業当初に比べ、1件あたりの作業量が増えている!としみじみ考えておりました。

作業量が増えたのは、市町村などの自治体が求める入札参加申請の書類が煩雑化しているから、だと私は思います。

インターネット普及黎明期には、ほとんどの自治体はまだ、ホームページを持っていませんでした。よって、入札参加申請の要領・手引き・必要書類の発表などは主に、自治体の建物内での掲示・紙媒体の配布・新聞への掲載・電話応対などの手段に限られていました。

その頃は、なので、統一様式と、ほぼ画一的な添付書類・・・でほとんどの市町村が事足りていたのです。(それ以上の書類添付を求めても、提出者に伝える手段が限られていて周知できないので)

しかし今や、ホームページを持たない自治体などほとんどありませんし、添付書類を増やしたい場合、ホームページに書式ファイルを載せ、手引き・要領と共にダウンロードできるようにしておけば事足りるのです。

といことで、開業当初に比べると、入札参加申請(指名願い)が簡単な業務ではなくなってきています。自治体もこぞってオリジナリティーを出そうと画策しておられます。統一様式ではダメなところも本当に増えました。

書類の煩雑さだけでなく、上記と同じ理由で、自治体ごとの受付期間や有効期間もバラバラになっております。

前回まで、いわば業務量に見合ってない開業当初のままの料金体系でやってきましたが、いよいよ身体と心が悲鳴を上げ始め、料金体系の見直し時期に来たかなと思った次第です。

といっても、なかなか元の料金を無視しての設定はできないので、行政書士連合会の報酬額統計よりもずっと低いラインでしばらく頑張ってみたいと思います。(しかし、料金見直しに伴い依頼激減するかもしれませんが・・・それはそれで致し方ないです。)