同業者へのご挨拶は必要か?

開業してすぐは、皆さん、近隣の各士業の方へご挨拶にまわられる方も多いと思います。
ちまたの開業本でも、「税理士さんと仲良くしたらよい」とか「司法書士さんと仲良くした方がよい」とか、「同業者を回っても無意味」とか、いろんな意見があります。
いろんな意見を踏まえた上で、今後の業務につながるかどうか・・・という視点を交えた私の意見としては、、、
「同業者に挨拶するのも無意味ではない」ということです。
まだ、開業後まもなく、税理士さん・司法書士さんのところへの挨拶回りはしていませんが、おいおいやっていくつもりです。
ただ、幸運なことに、私が行政書士登録を受けて、登録式があった日の翌日が、行政書士の支部総会で、図らずとも「同業者への挨拶」ができました。
登録申請から、この支部総会までの2週間ほどの間、とりあえず、そのころ話題の新会社法の本を数冊読んでいた私は、なんと、堂々と「法人設立専門」と掲げた名刺をせっせと、ベテラン書士さんたちに配ったのでした[:ショック:]今考えると、ちょっと恥ずかしい(^^ゞ
しかし、同業者から業務がまわってくるなど、全く予想していませんでしたが、数日後、市内の先生から、「あなたは新会社法に詳しいんでしょ??」という電話。それからは、ちょくちょく、その先生の分からない部分のちょっとした仕事を回していただけるようになりました。
その方は、専業ではないこともあり、結構お忙しくされているので、自分が分からない部分を、その方に代わって、行政官庁に問い合わせたり、書類を作ったりする新人を、結構重宝がって利用してくださいます。
このことから、多大なる報酬が発生するわけではありませんが、何がいいかって!?そりゃあ、実務の勉強ができる!これに尽きます。
机上で、本を読んでいたって、あまり身につかないし、とにかく何かを任されると、一生懸命調べて・問い合わせて・・・自分のものにできます。
その先生には、大大大感謝です!
・・・ということで、新人が、同業者に挨拶回りするのは、実務の勉強をさせてもらえる可能性もありますよ。だって、行政書士全てが、専業で、全ての業務に精通している・・場合ばかりではなく、兼業で、こざこざした仕事は人に任したい!と思っているかたも、中にはいらっしゃいます。
まぁ、支部総会など、何かあったときには、ついでに、先輩書士方にニコッとして、はったりでも、他の年配の書士さん達があまり得意でない分野に少しでも詳しければ、アピールしておいても損はしないと思います。
先輩の話を聞くのは楽しいですし[:嬉しい:]

同業者へのご挨拶は必要か?」への1件のフィードバック

  1. 同じく3月だったので、すぐに支部の総会やら、本会の総会やらで、たくさんの同業者とご挨拶ができました。
    確かに同業者との交流は必要だと実感しています。
    まだ、他士業の方とは交流がほとんどないのですが、これから交流を持ちたいです。

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