死んだら負けだ!

<自殺予告>石原知事発言で追い詰められた 高2からはがき (毎日新聞)
 東京都教育庁は14日、いじめ自殺に関する石原慎太郎知事の発言が「さらに自分を追いつめることになりました」などと書かれた自殺予告はがきが知事あてに届いたと発表した。差出人は「都立高校2年」とだけ記されており、同庁は各都立学校長に該当するケースがあれば連絡するよう指示した。
 はがきは98年の年賀はがきで、12日付の新宿郵便局消印。内容は知事の発言に触れたうえで、「一生どこへ行ってもいじめられるのはつらいので『死にます』」などと書かれていた。
 石原知事は10日の定例会見で「ファイティングスピリットがなければ、一生どこへ行ってもいじめられるのではないか」などと発言していた。

ニュースを見て触発されるのでしょうか・・・
連鎖反応のように自ら命を絶つ子どもが多いですね。私も、こう書くと変わった子どもだったのかと思われそうですが、小学校の頃から何度も同じようなことを考えていました。
今からは想像できないくらい、どちらかというと悲観的な子どもで。
両親が大喧嘩をしたり、同級生にいじめられたり、受験に失敗して心無い言葉を親から言われたり、親から殴られたりしたりするたびに・・・
だから、自分で命を絶ってしまう子どもの気持ちは、本当によく分かります。
『言い返したり、誰かに言いつけたり、誰かに相談したり』
・・・ができる子ならば、元々そんなことしません。
それができないから、こういう手段を選んでしまうんですよね。
私も、いじめられたこともありますが、言い返したり、逆にいじめられている子を助けて自分がいじめの対象になったこともあります。幸いなことに私は『言いつける』ことが得意でしたから、いじめもそうひどくはなりませんでした。
自殺する子が弱い子とは限らない。自分の性格から、人に相談せずに(強がりで一見明るい子に多いと思う)自問自答してしまう子もいると思います。
とにかく、今の私から言えることは、いじめられたことで命をなくしてしまうことは、いじめた奴らにとっては何にも仕返しにはならないですよ!ということ。彼らにとっては、あなたが死んでも、いたくもかゆくもない。
死ぬ勇気があるなら、先生、親、ありとあらゆる人、マスコミに言いつけて、いじめた人を存分に困らせよう!これもできない人は、私が代わって発言するから、私に言ってきて!と思っています。
でもやっぱり、最終的には親と先生の態度がとっても重要ですよね。
私が子どもの頃、いじめられたことを母親に言うと、だいたい面倒なことが大嫌いで学校の行事には全く顔を出さない母でしたが、
このときばかりは学校にすっとんでいって文句を言ってくれました。子どもがウソをつくことはしょっちゅうあるけれど、親はやっぱり無条件に子どもを信じて、全面的に助けてあげる存在でいてほしいですよね。
私は、今思えば、親に救われたんですね。
もし、これを読んでいる子どもさんがいるならば、
本当にいじめをするダメな奴らのために、命をなくすことは思いとどまってほしい。切にそう思います。

死んだら負けだ!」への2件のフィードバック

  1. はじめまして。よたよたあひると申します。
    楽天ブログで「よたよた」とブログを開設しているものです。ここのところ、「自殺予告」関係のニュースについての日記を書いております。石原都知事発言についての日記を拝読し、不躾ですが、トラックバックをつけさせていただきました。それでは、また立ち寄らせていただきます。

  2. 僕も今一番気になるのが、いじめ問題です。このテーマでMIXIでよく語って来ました。
    早急にこの問題を解決すべく、大人達が
    行動しなければならないと思っています。
    MIXIをやられているのであれば、ニックネームでペリヴィスと検索して見て下さい。やられていない場合は、メール下さい。紹介状を送信致します。僕のメルアドは僕のブログのホームに記載してあります。
    僕のブログも読んで下さいね。できたら、コメント下さい。寂しがりやですから。

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